衆議院議員総選挙があります。今回の選挙で「最低賃金の引き上げ」を多くの政党が訴えています。公約には金額が明記されるものそうでないものありますが1,500円がひとつの目標・目安とする場合が多いようです。地域別最低賃金は全国…
「富岡製糸場」 ほぼほぼ日記(番外)
国宝であり世界遺産でもある富岡製糸場を訪れました。このブログで以前に紹介した『職工事情』や三島由紀夫『絹と明察』で綴られたようなことが実感できました。特に「西置繭所」と「社宅76」が印象的でした。 西置繭所には盛んだった…
「お米の品種」 ほぼほぼ日記(129)
今夏は米不足の報道が盛んでした。各地で収穫されている令和6年産の米価格は、はたしてどうなるのでしょうか。先日愛知県のある農業経営者のご支援で側聞したところでは、小売価格が令和5年産に比べて1.5~2倍にもなる情勢で、ただ…
「カイゼンの急所?」 ほぼほぼ日記(128)
仕事がら製造業の企業診断に従事することがあります。製造業の現場を拝見し、経営者のお話を頂戴し、診断・提案することになります。企業診断のときいつも感心することが製造業の現場で長年にわたり技術者によって伝えられてきた知恵です…
「人事理念の高位均衡」 ほぼほぼ日記(127)
秋は企業内研修会や会議のシーズンです。たとえば、新任管理職研修、中でも人事評価やフィードバックの研修が挙げられます。こういった研修会で受講者からよく寄せられる質問が「評価基準があいまい」「何を基準にしてよいか不安」といっ…
夏の読書感想『賃金とは何か』 ほぼほぼ日記(126)
夏休みの宿題の定番だった読書感想文が絶滅の危機にあるのだそうです(「自由研究・読書感想文は絶滅の危機? 令和の小学生の「夏休みの宿題」が激減している理由」2024/8/18 10:02配信 集英社オンライン)。苦労した思…
夏の読書感想『戦後労働史からみた賃金』 ほぼほぼ日記(125)
(紹介する書籍)『戦後労働史からみた賃金』小池和男 著 東洋経済新報社 2015年 本書は、前回の読書感想において本文中で取り上げました小池和男先生が晩年に遺された書であります。労働史を取り上げた研究は他にも多くあります…
夏の読書感想『日本企業はなぜ「強み」を捨てるのか』 ほぼほぼ日記(124)
(紹介する書籍)『日本企業はなぜ「強み」を捨てるのか』岩尾俊兵 著 光文社新書 2023年(増補改訂版) 日本の経営は過去の一時期、世界を席巻した。しかし、日本の産官学は「強みを捨て、弱みを海外から取り入れる」という失敗…
【お知らせ】夏期休業日につきまして
平素はひとかたならぬご厚情にあずかり、心より御礼申し上げます。今年の夏期休業日は2024年8月10日(土)~8月15日(木)とさせていただきますので、なにとぞご了承下さいますようお願い申し上げます。暑さ厳しき折ですが、皆…
夏の読書感想『SWOT分析による経営改善計画書作成マニュアル』 ほぼほぼ日記(123)
(紹介する書籍)『SWOT分析による経営改善計画書作成マニュアル』嶋田利広・坂本力・尾崎竜彦 著 マネジメント社 2011年 1960年代に始まるSWOT分析ですが、いまや経営戦略を策定するとき当然のように、もはや漫然と…