秋は企業内研修会や会議のシーズンです。たとえば、新任管理職研修、中でも人事評価やフィードバックの研修が挙げられます。こういった研修会で受講者からよく寄せられる質問が「評価基準があいまい」「何を基準にしてよいか不安」といっ…
夏の読書感想『賃金とは何か』 ほぼほぼ日記(126)
夏休みの宿題の定番だった読書感想文が絶滅の危機にあるのだそうです(「自由研究・読書感想文は絶滅の危機? 令和の小学生の「夏休みの宿題」が激減している理由」2024/8/18 10:02配信 集英社オンライン)。苦労した思…
夏の読書感想『戦後労働史からみた賃金』 ほぼほぼ日記(125)
(紹介する書籍)『戦後労働史からみた賃金』小池和男 著 東洋経済新報社 2015年 本書は、前回の読書感想において本文中で取り上げました小池和男先生が晩年に遺された書であります。労働史を取り上げた研究は他にも多くあります…
夏の読書感想『日本企業はなぜ「強み」を捨てるのか』 ほぼほぼ日記(124)
(紹介する書籍)『日本企業はなぜ「強み」を捨てるのか』岩尾俊兵 著 光文社新書 2023年(増補改訂版) 日本の経営は過去の一時期、世界を席巻した。しかし、日本の産官学は「強みを捨て、弱みを海外から取り入れる」という失敗…
【お知らせ】夏期休業日につきまして
平素はひとかたならぬご厚情にあずかり、心より御礼申し上げます。今年の夏期休業日は2024年8月10日(土)~8月15日(木)とさせていただきますので、なにとぞご了承下さいますようお願い申し上げます。暑さ厳しき折ですが、皆…
夏の読書感想『SWOT分析による経営改善計画書作成マニュアル』 ほぼほぼ日記(123)
(紹介する書籍)『SWOT分析による経営改善計画書作成マニュアル』嶋田利広・坂本力・尾崎竜彦 著 マネジメント社 2011年 1960年代に始まるSWOT分析ですが、いまや経営戦略を策定するとき当然のように、もはや漫然と…
「福利厚生の充実」ほぼほぼ日記(122)
人材確保に向けて福利厚生を充実させる企業が増えているそうです*1。 本ブログは、今年1月26日に福利厚生を取り上げた際に、企業が負担する福利厚生費について法定福利費が増加傾向にある中、ここ数年(2016年~2020年)付…
「制度とは何か。」ほぼほぼ日記(121)
企業経営では人材を管理するための人事制度があって、たとえば人事評価をどうするか、賃金をどう決めるか制度づくりをするのですが、とかく時代のトレンドの影響を受けます。そもそも「制度とは何か。」社会学の教科書に引用されていた一…
「賃上げ補講」ほぼほぼ日記(120)
今年の賃上げや夏ボーナスの作業が一段落した人事担当者が多いのではないでしょうか。中にはベースアップを初めて経験したという人事担当者もお見えになったのではと思います。先日触れた「ジョブ型の初任給」で書いたようにここ5~10…
「20代で年収2000万円」ほぼほぼ日記(119)
人事管理の世界では「賃金制度を見ればどのような企業かがわかる」とか、聖書の一節をお借りして「賃金はアルファでありオメガである」と言われたりします。 先日、メガバンクのひとつが年功序列を廃止したとの報道がありました*1。2…