コンサルの神様?

学問の神様は菅原道真公、経営の神様といえば松下幸之助、ではコンサルの神様といえば・・・?
信州の南端伊那地方、星空が美しいことで有名な村に阿智神社という小さな社があります。ここが全国の阿智神社の総本社です。
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ご祭神はオモイカネノミコト(思兼命)。
この神様、アマテラスが岩戸に隠れたとき、困った周りの神々に「こうしたらよいのでは」と解決策を提案した知恵の神と記されています。
歴史上はじめて解決策の提案をした神ではないかということで、私は勝手にコンサルの神様と崇敬しております。
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写真:令和1年10月撮影

古い教科書が眩しい

賃金をいかに合理的に決めるかは多くの経営者にとって課題であるし、また賃金は従業員にとって最大の関心事といえます。

ちょっときっかけは忘れましたが興味を惹く記事か何かがあって、その中で紹介されていたある研究者の名前を、この数年のあいだ気になっていました。

ウェブを気ままに検索した限りでは、その研究者は1917年生まれの精神科医で、公正な賃金について研究を行ったことで有名であり、イギリスのタビストック人間関係研究所を設立したメンバーのひとりだとあります。

この研究者が残した古い書籍(訳・北野利信)が近所の図書館にあることはわかったのですが、「かなり難しそう」と思って、多忙を理由に手にするのを避けていました。
でも、その図書館にはこの研究者について詳しい最近の本(2013年刊行)があることを知り「これなら少しは理解できそう」と思って、ようやく図書館に足が向きました。
その最近の本は500ページを超える大著で、超絶な内容でした(少しは理解できそうなどと思い上がった自分が恥ずかしい)。

振り返れば大学を卒業して以来約30年のあいだ企業人事に携わってきて、今は人前で講釈みたいなことをする立場になったけれど、ふと「自分の理解は正しいのだろうか?」という不安があって、勉強しなおしたいと思っていたところだった自分には最適な本でした。

今回ブックマークした箇所はここ。「われわれ働く者にとって完全な満足とは何であろうか。この問いに対して、ジャックスは、能力に対応した職務に就き、その仕事を通じて能力が向上し、それと共に賃金が向上する機会が与えられている時、われわれは心理的に均衡し、公正感・満足感を抱くというのがジャックスの心理的均衡理論の骨子である」『賃金・人事処遇制度の史的展開と公正性』幸田浩文(2013)

ただ、もっと驚いたのが注釈に掲げられていた参考文献でした。
「『経営学説入門』?なんだか覚えが」
バブル経済も華やかな学生の時分に、たぶん教科書として買った(買わされた?)本で、北野利信の編著であります。
「入門」というタイトルに相応しく私にもわかりやすく経営学説のポケット辞書のような存在で、読書嫌いの自分には珍しく手垢がつくまで読んだ本、だったはずなのに。

改めて書棚から出して、ホコリを払って、パラパラとめくると・・・。ありました。
「エリオット・ジャックス」を解説した章が。テイラーやファヨールを解説した次に。まったく忘れていた。

30年かけて辿り着いた先が30年前に買った教科書にあるとは。

書斎から見える初秋の雲が、眩しいような懐かしいような。

【お知らせ】夏期休業日につきまして

暑中お見舞い申し上げます。
平素はひとかたならぬご厚情にあずかり、心より御礼申し上げます。
今年の夏期休業日は2019年8月10日(土)~8月18日(日)とさせていただきますので、なにとぞご了承下さいますようお願い申し上げます。
暑さ厳しき折ですが、皆様くれぐれもご自愛ください。

暦のこと

立夏
暦の上では夏となりました。
今年のクールビズ期間は5月~9月とさせていただきます。

【お知らせ】年末年始休業日につきまして

平素はひとかたならぬご厚情にあずかり、心より御礼申し上げます。
さて、年末年始休業日は2018年12月28日(金)~2019年1月6日(日)とさせていただきますので、なにとぞご了承下さいますようお願い申し上げます。

セミナー開催のお知らせ

セミナー案内(開催予定)を更新しました。

2019年2月14日に、一宮商工会議所主催で「中堅・中小企業のための人事制度見直しセミナー ~ 離職を防ぐ人事制度の構築と運用ポイント」をテーマにセミナー講師を務めます。
詳しくは、開催案内をご覧ください。