先日、政府の経済財政諮問会議において「高齢者の定義を5歳引き上げる」ことが提言されました*1。これは、高齢者の定義を70歳に引き上げるねらいがあるそうです。また、高齢者の定義再検討は以前からも専門機関から提唱されていまし…
コンサルほぼほぼ日記(114)
「中小企業白書」2024年版が発表されました*1。冒頭では能登半島地震や新型コロナの影響について触れられ、そのあと中小企業の現状や課題、対応や施策が述べられています。中小企業が直面する課題への対応として挙げられていたもの…
コンサルほぼほぼ日記(113)
今春、労働条件明示ルールに関する省令が変更されました*1。これからは労働契約締結時に就業場所・業務の変更範囲を示す必要があります。厚労省のパンフレットによれば、この変更範囲は「会社が定める業務」「会社が定める営業所」とい…
コンサルほぼほぼ日記(112)
『職工事情』という本があります*1。はしがきによれば、明治政府の農商務省が行った当時国内の労働事情に関する調査書とのことです。日本の産業革命期の労働条件を赤裸々に記録した史料で、そのあるがままさ故に太平洋戦争前は公刊が許…
コンサルほぼほぼ日記(番外)
今年のゴールデンウィークは朝早く名古屋を出て京都へいってきました。京都駅周辺は大いに賑わい、オーバーツーリズムによる満員バス問題の解消に貢献(?)しようと、単独徒歩で五条まで。目的地は河井寛次郎記念館でした。先日ある美術…
コンサルほぼほぼ日記(111)
前回触れた「アルムナイ採用」。アルムナイとは卒業生のことを指すそうです。アルムナイは採用だけでなく、退職者ネットワークとしての活用も期待されているとか。以前、ある企業の人事担当者とお話しておりましたら、その企業もアムルナ…
コンサルほぼほぼ日記(110)
新年度がスタートし、まだ4月というのに早くも退職する新入社員のことが話題になっています*1。退職代行という新手のサービスのことは置くとして、この事情は昔からあったことですし、辞める若者にも経営者や人事担当者にも同情をせざ…
コンサルほぼほぼ日記(109)
人事評価者研修の場で、ある評価者から「嘱託社員やパート社員の能力評価はどのようにしたらよいか」とご質問がありました。かつての上司であったり先輩である嘱託社員、自分より経験年数の長いパート社員の能力を評価するなんて難しい、…
コンサルほぼほぼ日記(108)
週休3日制が徐々に導入されるようになってきました。ある資料によると完全週休2日より休日が多い制度を導入している企業の割合は令和5年の時点で7.5%と*1、まだ割合は小さいようですが増加傾向にあるそうです。また、公務員制度…
コンサルほぼほぼ日記(107)
「コーオプ教育(Cooperative Education)」という言葉を恥ずかしながら初めて知りました。ある大学のウェブサイトの解説を要約すると「コーオプ教育は座学と現場における就業体験を融合させた教育制度で、大学と企…