昨年春闘の賃上げ実績は29年ぶりに3%台に達しましたが、今年も賃上げを決める春闘が始まり、昨年を上回る賃上げ率になるかどうか関心が高まっています。 春闘の過程では賃上げだけでなく様々な人事制度の課題について交渉や話し合い…
カテゴリー: コンサル・エッセイ
コンサルほぼほぼ日記(100)
「人材確保支援ツール」というものがJ-Net21(中小機構)に紹介されています。 けっして、”こうすれば人手不足が解消する!”といった気軽なものではないのですが、そのぶん骨太で問題志向な内容になっ…
コンサルほぼほぼ日記(99)
昨年の今頃、財務省が発表した国民負担率をめぐって「五公五民」という言葉が飛び交いました*1。単に給料の半分取られちゃうという話でなく、企業が負担する福利厚生費も問題です。 そもそも国民負担率が50%に近づく予想はかなり昔…
コンサルほぼほぼ日記(98)
「タレントマネジメント」という考え方が浸透してきました。その定義や解説は様々ですが、「企業活動に必要な人材採用、人材開発、適材適所を実現する全体的な取り組み」といえます。 厚生労働省が発表した「平成30年版 労働経済の分…
コンサルほぼほぼ日記(97)
(新年あけましておめでとうございます 本年もどうぞよろしくお願いいたします) 映画「ゴジラ -1.0」をご覧になったでしょうか*1。 太平洋戦争が終わり「銀座は復興しているそうよ」と典子。「復旧だよ」と敷島がつぶやく。食…
コンサルほぼほぼ日記(96)
ある雑誌に日本のエリートについて識者の座談会が掲載されていました*1。それは内部労働市場の短所を指摘する内容でした。 内部労働市場には長所短所があります。 長所については、例えばかつて日本的経営の成功により語られてきまし…
コンサルほぼほぼ日記(95)
「経営のプロ 「コンサル会社」 の倒産が急増」というネット記事が載っていました*1。 その記事の中で、コンサル業への参入障壁の低さ(たしかに、スマホひとつで名乗ればコンサルになれる)、近年はコンサル企業が各種補助金アドバ…
コンサルほぼほぼ日記(94)
ある報道番組で世代間の溝のことを討論しておりました*1。 世代間の溝の克服は今に始まったことではなくて古典的テーマであると思うのですが、新しい時代背景を踏まえて、出演していた方々から若者の挑戦を応援したり、動機づけについ…
コンサルほぼほぼ日記(93)
二重システム理論というものがあるそうです。ある方から「私はシステム1優勢なので」と言われて、なんのことやら?と思って調べてみました。 説明できる知識は持ち合わせていませんので参考文献を引用すると「人間の認知プロセスは、迅…
コンサルほぼほぼ日記(92)
人的資本経営が注目されていますが、知的資産経営との関係はどうなんだろうかと気になりました。どちらも経済産業省が提唱するもので、公表資料を読むのですが何が違うのか書いてない(よう)です。人的資本経営を説く「人材版伊藤レポー…